ミライからの手紙

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催眠遊戯 感想


 
催眠ゲーでお馴染みの#defineが立ち上げたブランドであるスタッフィングの処女作となった催眠遊戯。
ライターは催眠ゲーに定評のあるおくとぱす氏、原画は非常にレベルの高いさより氏、声優陣も実力のある方ばかりで、処女作ながらも他に類を見ない質の高さを持った催眠ゲーが誕生しました。
この作品で初めて催眠ゲーに手を出したという方もいらっしゃるかもしれませんが、それはある意味不幸な話ですね。
催眠ゲー自体は数あれど、ここまでクオリティの高い作品は少ないですから。
この作品で催眠に興味を持った方は、催眠実験なんかもお勧めです。催眠遊戯と同じように催眠導入に力が入ってます。
個人的にはミナミからの手紙も勧めたいですが、これは催眠術で堕とした後にどう料理していくかという内容なので、ちょっと傾向が違いますね。
片方のルートは催眠術は使わないですし。

 ・・・少し話が逸れました。
催眠遊戯のシナリオですが、最初は純粋に新しいネタとして催眠術の練習をしていたものの、徐々に催眠術の、そして何よりヒロインの魅力に取り憑かれていって道を踏み外していくという王道的な内容になっています。
催眠術の練習をさせてほしいと言われ難色を示すヒロインたちを説得し、催眠術にかかる楽しさを教えて信用させ、徐々に催眠術で認識を変えていく様子は非常に淫靡で、虚ろ目で弛緩している姿を見ればそれだけで抜けてしまいます。

 主人公が人畜無害キャラという設定で、選択肢によっては和姦になってしまうのかという心配もしましたが、それも杞憂に終わりました。
流衣との初めての時は彼女に選択肢を与えるような言動もありましたが、やってることは割と鬼畜です。
蛍火となんてほとんど勢いで処女奪っちゃうし。
ヒロインたちが主人公を恋愛対象として見ていないと分かると、催眠術を使って本気で彼女らを手に入れようし、最後は全てを思い出させたうえで堕としにかかります。
この堕ちる瞬間というのが最高ですね。ヒロインたちの罵倒が気持ち良い。
堕とした後はエロシーンが1~2つあってエンディングとなります。
ジャンル名が「催眠誘導ADV」となっている所以でしょうか、堕とした後のお楽しみが少ないのが非常に残念です。
もちろん、催眠術ショーやアフターシナリオはとてもエロくて良かったですが。
ミドルプライスでは文句の言いようもないので、アペンドディスクあるいはファンディスクの制作を切に願います。
お金はいくらでも出すから!

 この作品にだったらいくらでもお金を出していいと思えるのも、ある意味では催眠なんでしょうと、なんとなく上手いことを言ったよう気になって感想は一旦終了です。
次は個別のルートなどに関してもう少し具体的に感想を書く予定です。
というか実際に途中まで書いてはいたのですが、回想シーンを見ながら感想を書くというのは予想以上に大変な作業で、要は興奮して感想を書くどころじゃないというのと、先を早く見たいがためにかなり駆け足で進めてしまったので細部について覚えていないということもあり、とりあえずこの部分だけアップしてみます。
全ルートをもう1週くらいして、少し落ち着いた頃に個別ルートの感想を書きたいと思います。

 一応のまとめに入ります。
催眠好きなら地雷ということはおそらくないでしょう。
催眠導入がメインとなるので、即堕ちが好きな人だと物足りないかもしれませんが。
立ち絵にもCGにもほぼ虚ろ目があり、この点についても文句のつけようがありません。
催眠ゲーでは絵がなかなか合わないことが多かったのですが、催眠遊戯は「ミナミからの手紙」と同じくらい絵の好みが合っていて、本当に奇跡のような作品でした。
プレイ時間は体験版のシーンをスキップして6時間23分ほど。
体験版をやっていなかったと仮定すると、プラス1~2時間といったところでしょうか。
かなり駆け足でやったので、じっくりプレイすればもっと時間はかかると思います。
テキスト量はかなりのものでしたし。
制作に携わった全ての人に感謝したくなるような、最高の作品でした。次回作にも大いに期待したいと思います。

  1. 2012/10/28(日) 17:21:40|
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